この素因数分解パズルは、『数感』 と 『論理力』 を鍛えるための教材として作成しています。
パズルとして自由に楽しむこともお薦めしますが、教材としてより高い効果を得るために、以下の点を参考にしてください。
夢吉流・パズル学習のルール
1. なぜ「4ページ1セット」なのか?(解く量とスピード)
初めて解く場合は、ルールを把握するまで1問ずつ解答をチェックしながら丁寧に解きましょう。ルールが把握できたら、「4ページを1セット」とし、解き終わるまでの時間を測定して余白に記入することをお薦めします。
各レベルは A〜H の 8ページ構成ですが、「A→B→C→D」と順に難しくなり、Eで一度難易度が戻ってから再び「E→F→G→H」と難しくなるよう設計されています。 前半の 4ページで解き方のコツを脳に「インストール」し、後半の 4ページで本気の「タイムアタック」に挑む。この4ページごとのサイクルが、飽きることのない集中力の持続を生み出し、確かな『数感』を育んでくれます。
2. 間違い直し・消しゴムについて
時間を測って解く場合は、消しゴムは使用禁止です。
間違えた場合は、上から重ねて書くか斜線等で消して隙間に書き込みましょう。間違い直しは基本的に不要です。「何か所間違えたか、どの数字で間違ってしまったか」の現実だけをチェックできれば大丈夫です。
もし放置するのが気持ち悪い場合は、すべて消して、後日に最初からやり直しましょう。
3. 解く順序と「飛ばし方」
基本は vol.1 から順に解くことをお薦めしますが、すでにある程度理解されている場合は、途中から始めても構いません。
常にBタイムを超えてしまう方は、Aタイム以下で解き続けることができるレベルまで戻った方が、速く効果が上がります。
逆に、常にSタイム以内で解けてしまう場合は、一旦「E→F→G→H」を飛ばして先に進みましょう。
中学入試等で時間がない場合は、vol.1 → 2 → 3 → 5 → 7 の順で進めるのが最適です。
4. 計算が苦手な場合のサポート(メモの活用)
大きな数字の掛け算や割り算がまだ苦手なお子様の場合、無理に計算をさせ続けると苦痛になり、パズル自体を嫌いになってしまうかもしれません。
お子様が取り組んでいるレベルに合わせて、よく登場する大きな数字の「構成パーツ」をメモして横に置いてあげましょう。
- ● 27 = 3×3×3
- ● 125 = 5×5×5
- ● 343 = 7×7×7
- ● 75 = 3×5×5
- ● 147 = 3×7×7
- ● 245 = 5×7×7
- ● 98 = 2×7×7
- ● 175 = 5×5×7
「各レベルで使用される素数は決まっています。お子様が取り組んでいるレベルに合わせて、必要な数字だけをピックアップしてあげるとより効果的です。」
このパズルの真の目的は、数字を見た瞬間にその構成要素が見えるようになる『数感』を身につけることです。メモを見ながらでも繰り返し取り組むうちに、いつの間にかその数字が「部品」として脳に刻み込まれ、一瞬で分解できるようになります。
全巻の目標タイムと使用数字一覧
※各表は 1ページ(1セットではありません)を解き終わるまでの平均的な所要時間を基準にしています。
アバウトな目安ですので、ゲーム感覚でご活用ください。
【vol.0, vol.2.5】
【vol.1〜vol.5】
【vol.6〜vol.10】
【本書の構成表】
