① はじめに:『数感』とは?
算数の授業で「計算の工夫」を習っても、いざテストになると「いつその工夫を使えばいいのか気づけない」…そんな経験はありませんか?
それは、強力な武器(テクニック)を持っていても、使い所を判断するための「OS(根本的な能力)」が育っていないからです。
数字の「顔つき」が瞬時にわかる力=『数感(すうかん)』
数感とは、数字を見た瞬間に「あ、これは3で割れるな」「あの数字の仲間だな」と直感的にプロフィール(性質)を見抜く力のこと。
当パズルは、遊びながらこの一生モノの『数感』を身体に染み込ませるために開発されました。
② 素因数分解パズルとは?(仕組み)
素因数分解パズルは、数字を「これ以上分解できない最小の部品(素数)」にバラバラにするパズルです。
数字を「素数という名のブロック」の集まりと捉えれば、計算はもっと自由になります。
徐々に難易度が上がるパズルに夢中で取り組むうちに、数字の構成を直感的に理解する『数感』が、まるでOSをアップデートするように自然と身につきます。
基本ルール
縦と横のかけ算の答えが外側の数字になります。使えるのは決められた素数だけです。
解き方の流れ
共通する素数を見つけ、パズル感覚で少しずつマスを埋めていきます。
③ 驚きの効果:なぜ『論理的思考力』が身につくのか?
このパズルが鍛えるのは、単なる計算スピードではありません。「プログラミング的思考」の土台となる『論理的思考力』です。
「ここは5が入るはずだ」「ここが3なら、あっちは2だ」と、筋道を立てて推論を繰り返すことで、複雑に見える大きな問題も、最小単位まで分解して解決できるようになります。
最終的にはこんな巨大な問題も!
※レベル100(最高難度)の問題。一見難しそうに見えますが、これも基本の「小さな部品への分解」の連続だけで解けるようになります。
④ 効果を最大化する「進め方」と「目標タイム」
夢吉流・効果を劇的に高める「3つの掟」
- 1日4ページ(1セット)を習慣に: 毎日少しずつ『数感』に触れることが定着の秘訣です。
- 消しゴムは使用禁止!間違い直しも不要: 間違えたら斜線で消して横に書くだけ。現実(どこで間違えたか)をチェックできればOKです。
- 「タイム」を計る: 1ページごとのタイムが、脳をフル回転させるスイッチになります。
脳をフル回転させ、ゲーム感覚で没頭するための基準を設けています。
※目標タイムは、1ページを解き終わるまでの「平均的な所要時間」を基準にしています。
各レベル内でページごとに難易度の波はありますが、アバウトな目安としてご活用ください。
| Sタイム (すごいタイム) |
【超速!神の領域】 熟練者向けの超速タイム。脳が数字と一体化し、フル回転している状態です。ここを目指して挑戦しよう! |
|---|---|
| Aタイム (ええタイム) |
【目標!ええ感じ】 目標となる基準タイム。クリアできたら「ええ(良い)タイム!」と自信を持って次のステップへ! |
| Bタイム (びっくりタイム) |
【要注意!脳がフリーズ】 この時間を常に超えてしまうのは、脳が難易度に「びっくり」してフリーズしかけているサインです。 |
💡 夢吉出版からのアドバイス:『タイム』との付き合い方
タイムは脳を活性化させる「スイッチ」です。もし「びっくりタイム」を常に超えてしまうなら、それは能力不足ではなく、脳が今の数字の並びに驚いて、少し戸惑っているだけなのです。
そんな時は、勇気を持って一つ前のVolに戻ってみてください。「余裕を持って速く解ける!」という感覚を脳に思い出させてあげることが、一生モノの『数感』を手に入れる一番の近道ですよ。
【目標タイム表の例(vol.1〜5の場合)】
📱 紙でも、アプリでも。
じつは、この素因数分解パズルはアプリでも遊べます。
いまご紹介した「タイム計測」「1日少しずつの習慣」「S・A・Bタイム」——
これらをアプリがぜんぶ自動で記録してくれます。
紙でじっくり × アプリで毎日。両方つかうと、『数感』はぐんと加速します。
素因数分解パズル アプリを見る →※ 一部を無料サンプルとして公開中。本を買う前のお試しにもどうぞ。
⑤ どのレベルから始める?(商品一覧)
素因数分解パズルは、誰もが無理なくステップアップできるよう、
全12巻(vol.0 から vol.10 + 橋渡し役の vol.2.5)という壮大なスケールで構成されています。
全12巻の位置づけ(ロードマップ)
合成数を見ただけで、それを構成している素数が「なんとなく見える」ようになってきます。日々の計算スピードにも変化が表れ始めます。
形が複雑になり、2ケタの素数が複数登場。「どこから解くか」を自ら考える経験をたくさん積むことで、論理的思考力が徐々に身につきます。
培ってきた能力なくして速く解き進むことはできません。Aタイム・Sタイムを目指して、自身の強みとして能力を磨き上げる期間です。
シリーズの集大成。磨き上げた能力を最大限活用しても、1枚あたり1時間前後必要になる高難度プリントです。これを終えた時の集中力と能力は、あらゆる分野で活用できる生涯の財産となります。
最初の1冊・選び方の目安
まずは入門の「vol.0」から。数字で遊ぶ楽しさを体験できます。
基本となる「vol.1」から。ここから本格的な『数感』の育成が始まります。
橋渡し役の「vol.2.5」を活用。スムーズなレベルアップを助けます。
「塾での指導経験から、テクニック以前の『数感』の欠如が伸び悩みの原因だと気づき、このパズルを作りました。ぜひ、親子でタイムを競いながら楽しんでください。」(開発者より)
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