全10巻の位置づけ
素因数分解パズル全10巻から見たそれぞれの vol. の位置づけは、次の通りとなります。
vol.1 ~ vol.3
『数感』 習得期
この3冊で、合成数(
語句の説明
参考)を見たら、その合成数を構成している素数がなんとなく見えるようになってきます。特に、2ケタの合成数の構成を脳に刻み込んでいく期間となります。
徐々に
『数感』
が身に付いてくるので、vol.3 に進んだ頃には、日々の計算についても変化が表れてきます。
vol.4 ~ vol.7
『数感』 発達期
および
『論理的思考力』 習得期
この4冊は、
身に付いてきた
『数感』
を活用して解き進むことになります。そのことで、
身に付いた
『数感』
がさらに高まってきます。
また、vol.4 からは、
2ケタの素数が
複数出てきます。そして、
vol.5 からは、パズルの形が変形した
大きな形となっていきます。
そのことで、どこから解けばよいかを考えないと速く解くことが出来ません。
さらには、
vol.4 の一部と
vol.6 は、
使用数字が表示されません。
それを指導者なしで自分の頭を使って解いていくことになります。
このような経験をたくさん積むことで、
『論理的思考力』
が徐々に身に付いていきます。
vol.8 vol.9
『数感』 開花期
および
『論理的思考力』
発達
期
この2冊は、
vol.7 までに
身に付いてきた
『数感』
と
『論理的思考力』
なくして速く解き進むことは出来ません。それをAタイム以内
(
目標タイムと使用数字一覧
参考)
で解くことが出来るようになり、Sタイム
に近づくことが出来れば、その能力は自身の強みとなることは間違いありません。
その
『数感』
と
『論理的思考力』
を磨き上げる期間となります。
vol.10
『数感』 満開期
および
『論理的思考力』
開花期
この最後の1冊は、
磨き上げ
た
『数感』
と
『論理的思考力』
を
最大限活用しても、1枚(A3)あたり1時間前後必要になる高難度のプリントとなります。
最終問題 Level 100 B の一部を拡大して載せてみました。
この問題の数字一つ一つを見ると、余程のパズルマニアで無い限り、チャレンジする気力さえ起らない
と思います。しかし、
『数感』
と
『論理的思考力』
が高いレベルで身に付いておれば、どうしてもチャレンジしたくなる楽しみの1枚に見えてくるかもしれません。
このプリント1枚を1~2時間で、しかもノーミスで終えることが出来れば、その集中力と能力は、プログラミング等、新しいものを生み出す色々な分野で活用できる
生涯の財産となることでしょう。
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