本書の使い方  
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   本書の使い方 



 この素因数分解パズルは、『数感』 と 『論理的思考力』 を鍛えながら身に付ける為の教材として作成しています。
 もちろんパズルとして楽しむこともお薦めしますが、本書を教材としてお使いになる場合、以下の点を参考にすればより効果を得ることが出来ます。

・ 解くスピード
 初めて解く場合は、ルール把握するまで1問ずつ解答をチェックしながら丁寧に解きましょう。しかし、ルールが把握出来てある程度早く解けるようになれば、毎回1ページを解き終わるまでの時間を測定して、そのタイムを余白に記入することをお薦めします。そして、Aタイム目標タイムと使用数字一覧参考)以下を目標に取り組みましょう。


・ 解く順序

 
vol.1から順に解くことをお薦めしますが、すでにある程度ご理解されている場合はvol.3vol.5から始められても構いません。ただ、 『数感』 『論理的思考力』 を身に付けたい場合は、ある程度の解くスピードが必要になります。常にBタイムを超えてしまう方は、Aタイム以下で解き続けることが出来るところまで戻った方が、速く効果が上がります。
 逆に、常にSタイム以内で解けてしまう場合、
 vol.1~4 
については ABCD
 vol.5~8 については EFGH

のみを解いて、残りは飛ばしても構いません。次の vol. で疲れてきたときの気分転換用に残しておきましょう。

 また、私立中学入試
の計算力アップが目的で、時間的に余裕がない場合は、vol.1 vol.2 vol.3 vol.5 vol.7 の順が最適です。


・ 解く量(ページ数)
 
初めて解く場合は、ルール把握するまで1問ずつ解答をチェックしながら丁寧に解きましょう。しかし、ルールが把握出来てある程度早く解けるようになれば、毎日1ページと制限せず、4ページを1セットとして、週に3~5日、1日に1~2セット進めた方が、効果が現れやすいと思います。
 4ページ1セットで解く場合の時間測定につきましては、4ページの解く時間を通して測定する方が、集中力の持続時間アップにも効果が期待できます。



・ 間違い直し
 
間違い直しは、基本的に不要です。解答チェックは必ず行ってもらいたいのですが、間違いがあっても、何か所間違えたか、どの数字で間違ってしまったかの現実だけをチェックすることが出来れば大丈夫です。
 ただ、何も考えずにデタラメに書くことだけはダメです。
 もし、そのまま放置するのは気持ち悪いのであれば、全て消して、後日に最初からやり直しましょう。



・ 消しゴムについて
 
間違えると、どうしても消しゴムを使いたくなるものです。
 しかし、そろばんなどでもそうですが、時間を測って問題を解く場合は、消しゴムは使用禁止でお願いします。間違えた場合は、上から重ねて書くか斜線等で消して隙間に書き込みましょう。
 複数の間違いに気付いたときはギブアップして下さい。その場合はその問題すべてを消しゴムできれいに消してから、時間をおいて再チャレンジしましょう。
 時間の測定については、臨機応変に対応してください。



・ その他

 
このページに書かせてもらっている内容は、必ず守らなければならないルールではありません。ご自由にアレンジしてください。